近視を治す電気治療について

近視を治す電気治療とは?

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眼科で行われる近視の治療と言えば、点眼薬を使用するものや、レーシックなどの手術を思い出しますが、軽度の近視の治療に「電気治療」が行われる事があります。

電気治療は、別名通電治療ともいわれ、どこの眼科でも受けられるわけではなく、まだまだ取り入れている病院は少ないようですが、眼精疲労外来といった、眼の疲労を回復する目的の診療科では、取り入れられているところも多いようです。

電気治療の仕組みとは?


肩が凝った時には、誰でもマッサージを受けたくなるものですが、眼が疲れたからと言って、直接目の周囲に力を加えることは、眼球のためにも避けたいものです。

しかし、実際に眼精疲労といった極度の眼筋の疲労や、疲れ目がひどくなった状態では、眼の調節筋や周辺の筋肉が緊張状態にあります。

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通常は、眼のレンズの役割をしている水晶体を支える毛様体筋が、緊張したり緩んだりして、水晶体の厚みを調節しています。

これによって、見たいものに目の焦点が合うわけですが、眼を酷使して毛様体筋やほかの眼筋が疲労してくると、だんだん疲れがたまって、うまく動かない状態になってきます。

言い替えれば、コリがほぐれない状態で、固まっているとも言えます。電気治療はこのような状態にある眼筋を、弱い電力を使って、ほぐしてくれる治療と言えます。

手で揉むことのできない、眼の周辺や深層の筋肉を電気の力でほぐし、網膜自体の血流を促進して、眼の疲労回復を図るのです。

電気治療の方法


電気治療は、通常眼科で行われます。患者は電気の逃げ道を作るために、手を湿らせてから、両手にアース棒を握ります。その後、眼科スタッフが、2本の電極棒を使用し、瞼を閉じた目の周囲に電気を送るようにします。

眼に電気を通すと言われると、何となく不安に感じる人もいるかもしれませんが、電極棒が眼球に触る事はなく、あくまでも目の周囲を周回する形で、ツボを押すように何か所か電気を送っていきます。所要時間は10分程度。電気治療は自費診療になりますが、おおむね1回1,000円程度の治療費になるようです。

電気治療は、体内の水分量が多い子供の方が効果的と言われますが、個人差も大きく、高齢の方が劇的に回復するケースもあるとか。当然ながら、眼球の長さなどが関係する器質性の近視には、効果はないようです。

しかし、眼精疲労が引き金になった初期の近視の場合は、眼筋をほぐすことで回復するケースも多く、またすでに近視が進んでいる人も、蓄積した目の疲れをとるためには、電気治療は有効に働きかけてくれるでしょう。

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