眼内レンズによる近視治療について

眼内レンズによる近視治療とは?

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近視治療のための手術と言えばレーシックが有名ですが、最近、眼内にレンズを移植して近視を改善する、「有水晶体眼内レンズ(フェイキックIOL」というものが注目されています。昔からある眼内レンズは、白内障などの治療により水晶体を摘出した際に、視力の調整のために挿入されるものでした。

しかし近年、近視治療のために使用される眼内レンズは、水晶体を摘出しないまま眼内に装着されるので、ピント調節機能を維持したまま、いわば眼内にコンタクトレンズを入れるようなイメージで、取り入れられるようになってきています。

有水晶体眼内レンズとは?


体になじみやすい材質を使った眼内レンズで、近視などの治療を行う「有水晶体眼内レンズ」は、強度の近視や角膜の厚みが不足している、レーシック手術に不適応な人でも行える近視矯正手術です。おおむね成人で、45歳くらいまでの人に推奨されていますが、45歳以上が手術できないという意味ではありません。

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もともと、角膜の直下に挿入する「前房式」と呼ばれる方法と、虹彩と水晶体の間に挿入する「後房型」と呼ばれる方法がありましたが、現在は安全性などを考慮して、厚生労働省の認可を受けている後房型が主流になってきていいます。

どちらも角膜を削ることなく眼内に挿入するので、万一合わなかった場合も摘出して元に戻したり、入れなおしたりすることが出来ます。またレンズの手入れも必要がないため、永久コンタクトレンズ、という呼び方をする人もいます。

有水晶体眼内レンズのデメリット


非常に便利な眼内レンズですが、なんといっても最大のデメリットは手術費用が高額なことでしょう。クリニックにより差はありますが、両眼の手術になれば、だいたい40万円〜60万円程度を表示しているところが多いようです。

また手術出来る医師もライセンス制で限られているため、どこででも受けられる手術ではありません。レンズ自体も特注扱いになり、レンズができあがるまでに1か月〜3か月程度かかるケースもあるので、思い立ってからすぐに手術、というわけにはいきません。

尚、後房型では両眼一度に手術出来るとしているクリニックもありますが、多くは片目ずつ手術するようになります。手術自体は30分程度とのことですが、両眼の完了までには時間が少々かかります。

白内障や虹彩炎といった合併症が以前は心配されていましたが、それはレンズのバージョンが新しいほど心配は少ないようです。したがって、海外ではレーシック手術をしのぐ勢いで普及している国もあるようです。

※眼内レンズ(フェイキックIOL)についてもっと詳しく知りたい方は、フェイキックIOLまるわかりを参照ください。

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