近視性乱視について

近視性乱視とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加
近視性乱視とは、文字通り近視と乱視の両方を併せ持っている目の状態を指します。近視とは、何らかの原因で瞳の焦点が網膜よりも前になっている状態で、遠くのものが見えにくいという特徴があります。これに対して乱視は、目の角膜や水晶体がきれいな曲面になっていない状態で、このために光の焦点がずれて物がダブって見えたりする症状が現れます。乱視にも2種類があり、正乱視は角膜の曲線が卵形のようになっているもの、不正乱視は傷やケガなどで角膜に不規則なでこぼこがあるものを指します。正乱視は円柱型のレンズで矯正できますが、不正乱視の場合はメガネでは矯正しにくいことで知られています。

近視の状態だと、乱視を併発しやすいと言われています。軽度の乱視の場合は水晶体が調節機能を果たしてくれるので、特に生活に支障を感じることも少ないでしょう。しかし、重度の乱視、特に不正乱視になると、矯正が難しいことから、かなりの苦痛が伴います。

スポンサーリンク


遠くも近くも見えにくい…近視性乱視の辛さ


乱視の度合いの軽い近視の場合は、おおむねメガネやコンタクトでの矯正が可能ですが、乱視が強度に出ている場合は角膜そのものの変形が原因になっているため、焦点がどこにも合いにくく、遠方も手元も見えにくいという大変な辛さを伴います。また見る作業だけでかなりの負担が掛かるので、眼精疲労はもとより、頭痛や肩こりといった2次的な症状にも悩まされることになります。こういった人へのメガネやコンタクトでの矯正は難しく、ともすれば過剰な矯正になってしまい、より見えにくく疲労度が増す結果にもなりかねませんので、軽めの度数で調節しながら、様子を見ていくケースが大半です。

一方で、近年レーシックという角膜矯正手術が効果を上げていることで認知度が上がっていますが、メガネなどでの矯正が難しい近視性乱視にも、一回の手術で効果が出せることが知られてきました。メガネやコンタクトでの調整が難しいからこそ、レーシックを選ぶという方法もあります。

子供の近視性乱視の場合


近視性乱視に効果が高いレーシック手術ですが、実は推奨年齢がおおむね20歳以上となっています。少なくとも17歳以下は成長途中にあるため、施術をしている医療機関はありません。活動量も多く、勉強の機会が多い子供時代にこそ、近視性乱視の苦痛から解放してやりたいものですが、未成年には施術できないことから、なるべく目に負担の少ない矯正パターンを探りながら、少しでも見えやすくなるように工夫し、施術可能な年齢に達するまで様子を見ましょう。

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加