日本における近視人口について

日本における近視人口とは?

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実は日本人は、昔から近視が多い民族として知られています。海外の人が、来日して街中に出ると、メガネをかけている人の多さに驚くとか。近年の調査を見ても、だいたい人口の三分の一にあたる5000万人程度が、メガネやコンタクトで矯正が必要なレベルの近視になっていると言われています。

特に未成年者の近視の増加が深刻化


小学生〜高校生の視力の低下が止まらないことが、文部科学省(昔は文部省)の行っている学校保健統計調査で明らかになっています。1950年代の、未成年者の近視の割合は、小学生で6%、高校生になっても12%程度でした。それが、2012年度の調査では、視力が1.0未満の子供の割合は、小学生30.7%、中学生54.4%、高校生に至っては63.8%という驚くべき結果が出ています。これは今までの調査の中で最悪の数字で、携帯電話やゲーム機の使用の低年齢化などが原因ではないかとみられています。

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また近視が疑われる子供のうち、1割〜2割程度の子は、片方の目が視力0.7を切っているにも関わらず、メガネやコンタクトレンズでの矯正を嫌がり、適切な処置を受けていないこともわかっています。毎日の学習などで目を使う学童期に、適切な矯正を受けていないことから、頭痛や集中力の低下といった二次的な体への負担が気になるところです。

大人になってから近視になるケースも…


以前は近視は多くが学童期に発症し、だいたい22〜23歳ごろまで発症・進行して落ち着いていくとされていましたが、最近では大人になってから新たに近視に掛かる人が出ていることも問題視されています。

IT機器の発達とともに、仕事や毎日の生活に、パソコンやスマートフォンなどが欠かせない時代になってきました。仕事中は一日中パソコンの画面を見つめているという大人も多いのではないでしょうか。昔は「テレビから何メートル離れて」とか、「読書するときは姿勢よく紙面から離れて」などと言われたものですが、手元で使うことの多いスマホやパソコンなど、気が付けば近距離で長時間画面を凝視していることも多いものです。

テレビなどの画面をぼんやり見ているのと違い、文字や画像をしっかり読み取ろうとパソコンや携帯の画面を注視することは、目への負担がかなり大きくなってしまうと指摘する医療関係者もいます。特に、電車やバスなどの乗り物に揺られながら、静止しない携帯やスマホの画面を見つめ続けることは、目に極端に負担をかけ、わざわざ大人の近視を作っているようなもの、とも言われます。現代人はもう少し目の健康に気を配っても良いかもしれません。

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