近視と瞳孔の大きさの関係について

近視だと瞳孔が大きい?

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近視の人は目がパッチリしている、とか、近視の人の目は潤んだようで魅力的だ、というような噂を聞いたことはないでしょうか。最近では瞳のサイズを大きくして、印象の強い瞳に見せるおしゃれ用のコンタクトレンズもありますが、顔の中でも重要な瞳の印象と言うのは、全体的な顔の雰囲気まで左右します。

では、近視の人の目がパッチリしていて魅力的だ、などという話は何が根拠になっているのでしょうか。答えは、瞳孔の大きさに関係している様です。

瞳の中の「瞳孔」とは?


人間の目は、表面に角膜があり、その奥に虹彩という色素のある部分があります。これはカメラの絞りに値する部分です。そしてその奥に、レンズの働きをする水晶体があります。

水晶体は、周りにある毛様体筋と毛様小帯と呼ばれる筋肉によって、厚みを変え、光の焦点を合わせています。また、虹彩も虹彩筋という周囲の筋肉の収縮と伸張で、光が入る穴の大きさを変化させています。この、虹彩の光が入る穴の部分が瞳孔と呼ばれます。

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眼筋の緊張が瞳孔を大きく見せる


近視の人は、眼筋全体の疲労がひどく、凝り固まってうまく動かないことが原因のひとつとして挙げられています。

例えば、毛様体筋が緊張することによって、水晶体の厚みが十分に変えられず、光の焦点の位置が網膜に合わない、といった具合にです。

同様なことが虹彩においても考えられます。ある一定の距離で学習やパソコン、読書などを行い続けた場合、眼筋全体が一定の状態で固まってしまうことになります。

虹彩を動かして瞳孔の大きさを変化させるための筋肉も、一定の力しかかかっていないと疲弊してしまいます。

その結果、虹彩の収縮の調節がうまくいかなくなり、瞳孔の絞りが常に緩んだような状態になってしまいます。これが、近視の人の瞳孔が大きい、と言われるゆえんです。

特にパソコンや携帯の使用が虹彩筋を疲労させる


長時間パソコンやゲーム機、携帯電話やスマートフォンを使用していると、眼の疲労が著しいと感じますが、これはピント調節に関わる毛様体筋のみの疲労でなく、瞳孔の大きさを変える、虹彩筋の疲労が原因のようです。

IT機器は、画面から光を発しています。つまり、紙面を見つめる学習や読書と違い、眼に入る光の調節が常について回る、ということです。

一定時間パソコンの画面を見つめると、瞳孔を絞り込んだままの状態で、虹彩筋が働いています。こういった眼筋の疲労の蓄積が近視の状態を招き、虹彩筋の疲労から、瞳孔の絞りが甘い状態につながります。

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