読書やパソコンと近視の関係について

読書やパソコンは近視の原因になる?

このエントリーをはてなブックマークに追加

読書やパソコンは、手元に近い、一定の距離を見つめる作業になります。つまり、ごく近い距離を見続けることになるので、近視の原因になると考えられます。

近視の原因は、大きく分けると、眼球の長さの異常など器質的な面から起きる遺伝要素と、生活習慣などの後天的な要因による環境要素が複雑に絡み合っていると言われています。

その後天的な要因で、もっとも大きいと考えられるのが、眼の著しい疲労です。そしてその疲労の原因のひとつに挙げられるのが、「近くを見続けること」です。

どうして近くを見続けると近視になるのか


最近の仕事で、パソコンを抜きに行われている職業はほとんどないと言っても過言ではないほど、パソコンは私たちの生活に必要となっています。しかしそれによって、大人になってから近視を発症する人も増えています。

ある研究では、20歳で事務職に就いたOLが、2年後に軽い近視を発症する確率は、60%〜70%にも及ぶとのこと。明らかに環境要因と思われるこういった近視は、なぜ起きるのでしょう。

スポンサーリンク


近くを見るときには、レンズの働きをする水晶体が、厚みを増して焦点が合うように調節します。その際に、水晶体の厚みを調節する毛様体筋は、ピント合わせのために緊張状態になります。

至近距離を見続けるということは、毛様体筋が固まり、ピント合わせがしにくい近視の初期の状態を作ってしまいます。

このような眼筋の極度の疲労が、十分に回復する機会を与えられないまま日々重なっていくと、眼筋が固まったまま固定された状態になり、やがて本格的な近視に移行してしまうのです。

眼の疲労を予防するための対策


パソコンや読書が原因の、眼の激しい疲労が引き金となって発症する近視を予防するためには、いくつかの対策を取り入れるとよいでしょう。

まず、パソコン、読書、携帯、ゲーム機といった、至近距離で行う動作を、長時間続けてやらないようにし、一時間に10分〜15分程度は休憩を入れるようにします。

手元をずっと見続けることは、眼の調節部分が固まってしまうほかにも、視線を動かすことが少ないため、より眼球全体を動かさないようになってしまいます。

次第に血流も悪くなり、眼にとっては悪条件が重なっていきます。このようなパターンに陥る前に、一定時間ごとに作業の手を止めて、眼を休める時間を作るべきです。

視線を外して遠くを眺めたり、目線を上下左右に動かす運動をしたりして、眼筋の緊張をほぐしましょう。ホットタオルで温めたりするのも効果的です。

同じ姿勢をとり続けている場合は、首や肩を回して軽いストレッチをして血行を良くすることも、眼に良い効果があるでしょう。

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加