重度の近視について

重度の近視はまずい?

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強度近視とも呼ばれる重度の近視には、眼病を引き起こしやすい下地や、日常生活面での不便さなど、さまざまなリスクが付いて回ります。たかが近視、と甘く見る人もいますが、近視は重度であるほど、注意すべき事が多いです。

重度近視は眼病の引き金になる


強度近視は、単に瞳の屈折機能に異常が生じているというだけでなく、眼軸と呼ばれる眼球の長さ自体が、前後に長く引き伸ばされた状態になっており、そのことが様々な目の病気の原因になります。

したがって、強度近視は深刻な視覚障害に結びつく、ある意味「病気」の一種と考えるべきで、こういった点がもっと認識されるべきだと警鐘を鳴らす専門家もいます。

重度の近視が引き起こすもっとも多い眼病が「網膜剥離(もうまくはくり)」です。目の長さが引き延ばされた状態の強度の近視の眼球は、いわば強い負荷がかかって緊張状態にあるようなものです。

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通常の眼球よりも網膜が強く引っ張られた状態なので、厚みが少なくなり、部分的に引き剥がされたり、剥がれた部分が委縮して本来の働きができなくなったりします。

また、網膜だけでなく視神経にも負荷がかかっているので、視野に障害が出たり、緑内障が進行したりすることもあります。

そのほかにも、多くの眼病において強度近視に人は発症リスクが高いと言われており、定期的に眼科医の検診を受けるなど、眼病の早期発見に努める必要があります。

緊急時の強度近視のリスクとは?


重度の近視の人は、コンタクトレンズやメガネで視力矯正をして日常生活を送っていますが、仮に、そのコンタクトレンズやメガネを紛失したと仮定してください。

ほとんど視力が出ず、日常生活はおろか、家の中を歩き回るのでさえ不自由する人もいるでしょう。そんな状態で、もし地震や様々な災害に見舞われたら…想像するのでさえ、恐ろしいことになります。

近視を外科的に処置して視力を出す、レーシック手術がにわかに注目を集めている背景には、近視の人の防災対策があるのでは、と言われています。実際に近年、レーシック手術を受ける人は急増しています。

大規模な地震や災害の際に、コンタクトやメガネが100%無事とは言い切れません。ほとんど見えないまま、避難するのもままならず、視力の有無が命を守るかどうかの分かれ道になる可能性もあります。

レーシック手術は、あまりにもきつい近視の場合には視力が十分に回復しない場合もありますが、ある程度裸眼でも動ける程度の視力を付けておきたい、というケースもあるとか。強度近視の人は、たかが近視と言わず、健康・生活の両面からあらゆる対策を考えておいた方がよさそうです。

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